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破傷風

破傷風

破傷風とは破傷風菌が傷口から体内に入り込み、細菌が作る毒素により口が開きづらくなる開口障害やけいれんなどの症状を引き起こし、重症になる致死性の高い病気です。1950年頃には約2,000人の患者数に対し、死亡者数が約1,550人と致命率が高い(約80%)の病気でしたが、1953年に破傷風ワクチンの任意接種が開始され、またその後1968年には予防 接種法によるジフテリア・百日咳・破傷風混合ワクチン(DTP)の定期予防接種が開始されたことで、以後破傷風の患者・死亡者数ともに減少し、現在では年間30-50人の発症にとどまっておりますが、依然として30-50%と致命率が高い感染症です。


破傷風の感染源

破傷風菌は地表から数cm付近の土や泥のなかなど、酸素が少ない環境で生息、繁殖します。スポーツなどをして擦り傷をつくり、そこから感染します。潜伏期は2日~8週間で、一般的に感染から発症までの時間が短いほど、高い死亡率を示します。破傷風菌との接触をふだんの生活の中で完全に遮断することは難しく、そんため破傷風菌はだれでも感染する可能性があるといえます。

また破傷風菌は転倒したときや土いじりをしている時に感染することが多く報告されてます。非常に些細な傷からでも侵入してしまうため、侵入部分が特定できないこともあります。


破傷風の症状と予防法

潜伏期のあとの初期症状は、口が開かない、首筋が突っ張る、歯が噛み合わなくなり、植物の摂取が困難になります。やがて全身けいれん、後ろ向きに体がそる後弓反張などが起こり、呼吸困難を伴って生命にかかわるようになります。その後は次第に開口障害(口が開きにくい状態)が強くなり、また顔面筋の緊張、硬直によって前額に「しわ」を生じ、口唇は横に拡がって少し開き、その間に歯牙を露出し、あたかも苦笑するような痙笑(ひきつり笑 い)といわれる表情を呈します。

ワクチン接種により、100%近い方が十分な抗体を獲得できるといわれておりますので、幼少期以降予防接種をされてない方は、ご自身の摂取スケジュールについて確認しましょう。

当院下記のようなスケジュールで破傷風の予防接種を行っております。

破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)に含まれていますので、定期予防接種で12歳の時に接種していれば、20代前半までは免疫がありますが(約10年間の免疫持続)、30歳以上の方では免疫が消失していると思われます。追加の予防接種を受けていない方は、改めての予防接種を受けることをお勧めします。

■免疫の全くない方は3回接種(0.5ml)
過去約10年以内に接種していない方も3回接種をお勧めします。
過去10年以内に接種している方は追加接種として1回接種。

■3回接種
接種方法 : 初回、3~8週間後、12~18ヶ月後
抗体持続期間(3回接種後):10年

もし仮に、そうした予防をせずに破傷風に感染した場合には、初期症状のうちから医療設備が整った総合病院を受診すべきです。早ければ発症して数時間後に全身症状がでて生命に関わることも御座います。それほど身近な病気ではありませんが、怖い病気であることに変わりはありませんので、十分に注意しましょう。


接種履歴ごとの推奨される接種回数

破傷風は日本においては、定期予防接種として第1期に4回、10年後の11~12歳児に第2期として追加接種が行われています。通常の定期予防接種を終えている場合、21から22歳ごろまでは追加の接種を行う必要はなく、ちょうどその時期に留学や海外赴任等で接種推奨地域に渡航する場合、追加接種として1回の接種が必要になります。

通常、日本においては22歳を過ぎて破傷風のワクチン接種を自ら行う人はまれであることから22歳以降に海外に滞在することになった場合、抗体が失われているものと判断し、3回の接種が薦められています。成人してから3回のワクチン接種を終えられた方は、その後10年ごとに追加接種をしている限り、抗体が失われてしまうことはないと考えられています。ただし成人後のワクチン接種後、10年を越えて追加接種を行わなかった場合、再び初回からの3回のワクチン接種が必要となるため、注意が必要です。


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