当院のインフルエンザワクチンについて

当院では1年に2回、最新のインフルエンザワクチンを入荷いたします。時期は3月と9月になります。また、当院は生ワクチンではなく、不活化ワクチンを取り扱っております。33/1院、49院どちらのブランチでも毎日ご案内可能でございます。また、保育園や幼稚園、企業オフィスなどに接種に伺う「巡回接種」も可能でございます。ご希望の場合はご気軽に当院へお申し付けください。

費用と割引について

DYMクリニックで接種される場合の金額は以下の通りになります。

 費用:900THB
割引:875THB(2人接種)
850THB(3~4人接種)
800THB(5~9人接種)
650THB(10人以上)

 

※別プロモーションやクーポンと併用はできません。

※ご家族やお友達、会社の同僚の方々とご一緒にご予約いただいた場合、団体割適用させていただきます。(接種日は別日でもOK)
※その他企業ごと団体接種をご希望の場合は費用のご相談が可能でございます。ご気軽にお問合せくださいませ。

接種回数と抗体について

抗体は2週間ほどで現れ、1年間有効です。
ですが、ワクチン接種の2週間後から、徐々に免疫は落ちていきます。

年齢過去接種歴回数(0.5ml)

9歳以上 1回

初めて
1回
6ヶ月~8歳 1回

初めて
2回

インフルエンザの特徴

流行するインフルエンザの原因ウイルスにはA型とB型があります。ともに、変異といって少しずつ形を変える性質があるため、私たちは十分な抗体を作ることができず、何度でも感染してしまうのです。
流行は、日本だと通常、初冬から春先にみられますが、タイでは8-9月の雨季や、11-1月の乾期を中心として、年中、大なり小なりの流行が見られます。患者数の推移ですが、年によって流行の度合いが大きく異なることが分ります。
タイはおおよそ6,700万人の人口がおりますので、その約0.6-1.5%が毎年インフルエンザを発症しています。
【タイでのインフルエンザ発症数】
※()内は死者数
2010年 115,183人(126人)
2011年 62,112人(7)
2012年 62,100人(4)
2013年 41,196人(56)
2014年 70,948人(82)

タイでのインフルエンザの症状

典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。
タイでは1年を通して感染の可能性があります。潜伏期は1〜3日で、突然の高熱(39℃以上)で、ぐったりする症状(全身倦怠感(けんたいかん))から始まります。成人や年長者では関節痛や筋肉痛があり特徴的ですが、乳幼児はその症状のはっきりしないことが多い傾向があります。咳(せき)、のどの痛み、頭 痛、下痢、嘔吐、腹痛なども伴います。発熱は1週間程度続くこともあり、いったん解熱しても1日後に再び発熱することもあります。合併症として気管支炎、肺炎、脳症(のうしょう)などがあります。けいれんや意識がなくなったりした場合は、脳症の可能性があります。脳症は発熱から1日以内に発症することが多く、時に病院を受診する前にけいれんや意識障害が起きることもあります。
また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。さらに、普通のかぜが流行しても死亡する人はあまり増えませんが、インフルエンザが流行すると、特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率がふだんより高くなるという点でも普通のかぜとは異なります。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザの感染経路は広く知られておりますが、ここで今一度おさらいしましょう。
インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染や接触感染の二つで、ウイルスに感染した人の咳やくしゃみ、またその咳やくしゃみを手で覆った後に触った場所からも感染します。ドアノブ、スイッチなどに触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあります。その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻、口に再び触れることにより、粘膜などを通じてウイルスが体内に入り感染します。飛沫感染の場合は、特に空気が乾燥すると、のどの粘膜にウイルスが付着しやすくなり、感染しやすくなります。
そのため、感染を予防する手段としては、『手洗い』と『うがい』が重要になります。またアルコールによる消毒もインフルエンザウイルスには有効ですので、医療機関の中に消毒用のアルコールがあれば必ず利用するように意識しましょう。

予防方法

流行期には外出をひかえ、帰宅時には手や顔を洗い、うがいをすることが大切です。また、前述のように、脳症の発症は発熱してすぐのことが多く、病院受診前にけいれんや意識障害を起こすこともあります。したがって、発病してから治療するよりも、予防が大切です。
予防するための唯一の方法は予防接種です。予防接種してもインフルエンザにかかることはありますが、重症化を抑える期待はできます。

診療時間

33/1院49院

9:00-13:00 14:00-18:00 18:00-20:00 9:00-13:00 14:00-18:00
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