COVID-19 抗原定量検査(日本帰国用)
COVID-19 抗原定量検査とは?
COVID19感染症のスクリーニングや診断に用いられる検査にはいくつかの種類がありますが、その中でも抗原定量検査は費用対効果の高い検査とされています。
抗原とは、ウイルスや微生物が持つタンパク質のことで、免疫反応を刺激することができます。また抗体と結合して反応することができるため、抗原と抗体の反応を測定することで、抗原を検出することができます。
また定量検査とは、この場合、定性検査と区別するために用いられている表現です。反応の有無を判断する検査のことを定性検査といい、COVID19のATK(抗原検査キット)検査がこのタイプにあたります。
一方、反応の有無だけでなく、反応量を測定し、2、3、4と数量まで解釈する検査が定量検査と呼ばれ、このタイプの検査は、通常専用の機械が必要となります。また測定方法や解釈の違いにより、検査の感度も異なります。
PCR法、ATK法との違い
COVID19の場合、PCR法とATK法が広く用いられていますが既に知られているように、ATKはPCRほど正確ではありません。 しかし、ATKは非常に使い勝手がよく、効果的な検査法であると考えられています。 一方、抗原定量検査は、PCR検査同様に一定の時間を要しますが、特に感染初期においてはPCR検査と同程度の高い精度を有しています。そのため、この検査は日本国政府が入国時の空港検疫において使用が許可されています。
ATKは非常に便利ですが、精度などの問題で日本入国時のスクリーニング検査として日本政府から認可されておらず、PCR検査はバンコクを中心に広く実施されていますが、コストが高いという問題があります。
抗原定量検査は日本政府が認可している検査で、かつ価格も安いので、現在タイで受けられる日本入国のための検査としてはベストな選択肢の一つでしょう。
当院の抗原定量検査
当院では、ルミパルスG1200という日本の標準的な検査機器を用いて抗原定量検査を行っています。 (ルミパルスG1200は、発光反応を利用して抗原と抗体の反応量を検出する化学発光酵素免疫測定法(CLIEA)により、抗原と抗体の反応量を測定する装置です。抗原と抗体が反応するたびに発光し、その発光量をカウントします。 この検査は、PCR検査よりもずっと手軽な検査です。また、唾液を採取して行うこともできます。
DYMクリニックはタイのバンコクに2店舗(プロンポン、トンロー)を構える日本人医師経営の医療機関。 内科、小児科、婦人科、皮膚科の診療を完全日本語対応で受診可能。 ・予防接種(インフルエンザワクチンなど) ・健康診断(人間ドック、ワークパミット取得用) ・ビタミン点滴 ・飲む日焼け止め薬 ・小児相談 ・PCR検査 ・生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風)のお薬の処方 ・婦人科健診 etc...