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デング熱に対する原因・症状・対処について解説!
デング熱は、デングウイルスによって引き起こされるウイルス性疾患で、主に東南アジアや中南米・アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域で流行しています。ヒトからヒトへ直接感染することはなく、ウイルスを保有する蚊(主にネッタイシマカやヒトスジシマカ)に刺されることで感染します。デング熱は急性の高熱や頭痛、発疹などを伴い、発症後は数日から1週間ほどで回復することが多いですが、まれに重症化し「デング出血熱」や「デングショック症候群」と呼ばれる重篤な症状を引き起こすこともあります。特に乳幼児や高齢者、免疫力の低下した人は注意が必要です。現時点では特効薬や予防接種が一般的ではないため、感染を防ぐためには蚊に刺されないようにする対策が重要です。
デング熱の主な原因
デングウイルス(DENV)への感染
デング熱の原因は、デングウイルス(DENV)と呼ばれるウイルスです。DENVには1型〜4型までの血清型があり、一度かかった型のウイルスに対する免疫ができます。しかし、それ以外の3つの型に対する免疫は消えてしまうため別の型に再感染すると重症化しやすくなります。
媒介蚊による感染
主な感染経路は、ウイルスを保有するネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊に刺されることです。これらの蚊は昼間も活発に活動し、人間の血を吸うことで感染を広げます。
都市部での感染拡大
蚊の繁殖しやすい水たまりや建物周辺の放置容器が多い都市部では、特にデング熱の感染が広がりやすい傾向があります。
デング熱の主な原因は、デングウイルスを保有した蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されることです。これらの蚊は昼行性で、特に朝夕に活動が活発になります。デングウイルスには4つの血清型があり、異なる型に感染することで重症化リスクが高まるとされています。感染が多発するのは都市部で、蚊の発生源となる水たまりや使用されていない容器などに蚊が繁殖し、ウイルス拡大の温床となっています。蚊の繁殖を防ぎ、刺されないようにすることが、感染予防において最も重要です。
デング熱の主な症状
急な高熱(39〜40℃前後)
感染から3〜7日程度の潜伏期間を経て、突然の高熱が現れます。持続的な発熱が特徴です。
激しい頭痛や目の奥の痛み
目の奥が痛むような激しい頭痛が見られます。
筋肉痛・関節痛
筋肉や関節に激しい痛みが伴うため、「骨が砕けるような熱」とも呼ばれることがあります。インフルエンザに似た全身症状です。
発疹
発熱から2〜5日後に、全身に斑状の赤い発疹が現れることがあり、痒みを伴うこともあります。
デング出血熱のリスク
重症化した場合は、「デング出血熱」と呼ばれる出血や血小板減少、ショック症状が現れることもあり、デング出血熱はデング熱が下がり始めたころに突然起こります。血液中の液体成分が他の臓器ににじみ出て、鼻血や消化管出血、出血による黒い便、肝臓の腫れなどが見られ、血液量不足によるショック症状で命に関わる危険性もあるのです。
デング熱の典型的な症状は、突然の高熱、激しい頭痛、眼窩の奥の痛み、関節痛、筋肉痛などで、まるでインフルエンザのような強い全身症状を伴います。発熱後しばらくして皮膚に赤い発疹が現れ、時に強い痒みが出ることもあります。ほとんどの場合は1週間ほどで自然に回復しますが、稀に「デング出血熱」へと重症化し、内出血や臓器障害、ショック症状を引き起こすことがあります。これらの重症例では早急な入院と医療介入が必要です。
デング熱の主な処置
対症療法が中心
デング熱に対する特効薬は存在せず、治療は解熱・鎮痛剤の使用や水分補給など、症状を和らげる対症療法が基本となります。
水分・電解質補給
高熱により脱水症状を起こしやすいため、スポーツドリンクなどでこまめな水分補給を心がけます。
安静にすることが重要
発熱期間中は体力の消耗が激しいため、無理をせず十分な休養をとることが回復への近道です。
アセトアミノフェンの使用
熱や痛みの緩和にはアセトアミノフェン系の薬剤が推奨され、アスピリンやイブプロフェンなどは出血傾向を悪化させる可能性があるため避けるべきです。自己判断で市販の解熱鎮痛剤を選んで服用するのは厳禁です。
医療機関の受診
症状が重い場合や、出血傾向、嘔吐が続く場合はすぐに病院を受診し、必要に応じて入院治療を受けることが大切です。
デング熱に対する治療は、基本的に対症療法です。高熱や痛みに対してはアセトアミノフェンを使用し、こまめな水分と電解質の補給が重要となります。発症中は体力が著しく低下するため、安静と休養を徹底することが回復を早めるポイントです。注意点としては、出血傾向を悪化させる恐れのある薬(アスピリンなど)は避ける必要があります。特に子どもや高齢者、免疫力の低い方で重症化の兆候がある場合は、速やかに医療機関を受診し、必要に応じて入院治療を受けましょう。
まとめ
デング熱は、デングウイルスを媒介する蚊に刺されることで感染するウイルス性疾患で、特に東南アジアをはじめとする熱帯地域で広く見られます。症状は急な高熱、頭痛、関節痛、発疹などが主で、多くの場合は1週間ほどで自然回復します。しかし、過去に感染歴のある方が再度異なる型に感染すると、出血傾向やショック症状を伴う重症型に進行するリスクもあり、注意が必要です。 現在、確立された治療薬はなく、症状を緩和する対症療法が中心となります。発症時には水分補給と安静を心がけ、症状の経過に応じて医師の診断を受けることが大切です。また、予防の観点では、蚊に刺されない工夫(虫除けの使用・肌の露出を避ける・蚊の発生源を減らす)など、日常生活における予防策の徹底が求められます。 日本からタイ・インドネシア・ベトナムなどへ渡航する人々にとっても、デング熱は身近なリスクです。旅行中だけでなく、駐在や長期滞在者も日々の生活の中で感染対策を習慣化し、自身の健康を守る意識を持ちましょう。
おまけ
蚊よけスプレーの活用
ディート(DEET)やイカリジンを含む虫よけスプレーは、蚊から身を守るのに非常に有効です。朝夕の外出時に特に使用しましょう。
室内では蚊取り製品を使用
エアゾール式や電気式の蚊取り製品を併用すると、室内での蚊対策がより効果的になります。
長袖・長ズボンの着用
肌の露出を避ける服装は、蚊に刺されるリスクを大幅に減らします。通気性の良い素材を選びましょう。
蚊の発生源を減らす
バケツ、水たまり、植木鉢の受け皿など、蚊の産卵場所となる水たまりをこまめに排除することが重要です。
タイなど現地の流行状況を把握
保健機関や外務省などが提供する感染症情報をチェックし、現地の感染状況に応じて予防策を強化しましょう。
33/1院
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住所:593/10 Sukhumvit Road.,
Klongton-Nua,Wattana,Bangkok 10110
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Soi 33/1入り口近く
※2025年6月10日移転しました。ピンが更新されていない場合があります。ご注意下さい。
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