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寒気に対する原因・症状・対処について解説!
寒気とは、体温が下がっていないにもかかわらず、体の内側から冷えるような感覚が突然現れる症状です。鳥肌が立ったり、震えが止まらなかったりすることもあり、発熱を伴う場合とそうでない場合があります。風邪のひき始めやインフルエンザの初期症状として現れることが多い一方で、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の不調、貧血など、さまざまな要因でも引き起こされることがあります。また、寒気は体の異常を知らせる重要なサインのひとつであり、見過ごすと重症化を招くおそれがあるため、原因を見極めた適切な対応が必要です。
寒気がする時の原因
ウイルス感染(風邪・インフルエンザなど)
寒気は体がウイルスと戦い始めたときに現れる典型的な反応で、発熱の前兆として現れることがあります。
自律神経の乱れ
ストレスや生活習慣の乱れにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体温調整がうまくいかず寒気を感じることがあります。
貧血・低血圧
血液の循環不良により、手足の末端から冷えを感じやすくなり、全身的な寒気につながることがあります。
ホルモンの変化(更年期・甲状腺機能異常)
特に更年期や甲状腺ホルモンに関連した異常は、発汗や寒気といった温度感覚の乱れを引き起こす要因となります。
寒気の原因は多岐にわたります。最も多いのは風邪やインフルエンザによるウイルス感染で、体温が急上昇する前の防御反応として寒気が起こります。自律神経の乱れやホルモンバランスの変化も体温調節機能に影響を与え、特に女性の更年期や甲状腺機能異常では顕著に表れることがあります。また、貧血や低血圧では血流が悪くなるため、体が冷えを感じやすくなり、全身的な寒気として表れることがあります。原因によっては重篤な疾患の前兆であることもあるため、体調の変化には十分注意が必要です。
寒気がする時の症状
震え・鳥肌が出る
急な寒気とともに、体が震えたり鳥肌が立つことがあります。体温を上げようとする生理的反応です。背中や腕、首筋などに違和感を覚えることが多いです。
発熱・関節痛を伴うことがある
ウイルス感染による寒気の場合、後に38℃以上の発熱や筋肉痛、関節痛が伴うことが多く見られます。
手足の冷え・冷感
手足の末端まで血液が届きにくくなり、手足の冷えとともに全身的な寒気を感じることがあります。
疲労感・だるさ
慢性的な寒気では、倦怠感や体力の低下、集中力の低下といった症状が一緒に現れることもあります。
寒気の際に現れる症状には、震えや鳥肌といった明らかな生理的反応から、手足の冷え、だるさ、筋肉痛、関節痛といった全身症状まで多岐にわたります。風邪やインフルエンザでは、寒気のあとに急激な発熱や喉の痛みを伴うケースが一般的です。一方、自律神経失調やホルモンバランスの乱れによる寒気では、明確な発熱はなく、慢性的な冷感や倦怠感が中心となる場合が多くなります。症状の現れ方によって、原因をある程度絞る手がかりとなるため、経過観察が重要です。
寒気がする時の処置
体を温める(衣類・暖房・入浴)
外部から体を温めることで、体温の急激な低下や震えを緩和できます。特に入浴は、温められた血液が全身をめぐるため体温上昇を促します。そのほか、カイロやブランケットの使用も効果的です。
水分と栄養をしっかり補給する
寒気の背景に発熱がある場合、発汗や脱水を防ぐために水分・電解質のこまめな補給が必要です。
十分な休養と睡眠を取る
寒気は体からの休息サインであることも多いため、無理をせず早めに休むことが大切です。
症状に応じた医療機関の受診
寒気が長く続いたり、明確な原因が見つからない場合には、内科や婦人科での貧血・ホルモン値検査を受けることが望ましいです。
寒気への対処はまず、体を温めることが基本です。厚着や暖房、入浴などで体の内外から全身を温める工夫を行いましょう。また、寒気の背景に感染症がある場合は水分補給と栄養管理が重要となります。体のだるさや疲労感が強いときは無理をせず、早めに休養を取りましょう。寒気が長引く、あるいは周期的に繰り返される場合は、内科・婦人科などの医療機関を受診し、貧血やホルモン値検査を受けることをおすすめします。原因に応じた対処を行うことが、根本的な改善につながります。
まとめ
寒気は一時的な冷感や震えだけでなく、体調の変化や疾患の前兆を知らせる重要なサインです。風邪やインフルエンザなどの感染症では、体内でウイルスと戦う過程で寒気が起き、発熱を伴うことが多く見られます。一方で、自律神経の乱れ、ホルモンの変化、貧血など、病気以外の身体的変化が原因となることもあり、その見極めが重要です。 対処法としては、体をしっかり温め、十分な水分と栄養を補給すること、そして体を休めることが基本です。必要に応じて解熱鎮痛剤の服用や、冷えの改善を目的とした漢方薬なども検討されますが、自己判断での対応が難しい場合や、寒気が長期間続く場合は必ず医療機関を受診しましょう。特に慢性的な寒気は、内臓疾患やホルモン異常などが背景にある可能性もあるため、放置せず適切な診断を受けることが大切です。 寒気は誰にでも起こる身近な症状ですが、日常の健康管理やストレス対策など、生活習慣を整えることで予防や軽減が期待できます。体の「冷え」から始まる不調を見逃さず、早期に対応することが、健康を守る第一歩となります。
おまけ
寒気と発熱の関係性
寒気は体温が上がる過程で起きやすく、発熱の前兆であることが多いため、寒気の後に体温を測ることが重要です。
更年期障害のサインとしての寒気
女性の更年期にはホルモンの急激な変動によって寒気やホットフラッシュが交互に現れることがあります。
漢方薬で寒気を緩和
体質に合わせた漢方薬(例:葛根湯、当帰芍薬散など)は寒気や冷えの改善に有効とされ、医師の処方で取り入れることができます。
寒気はストレスのサインでもある
緊張や精神的ストレスが続くと、自律神経が乱れ寒気を感じやすくなることがあります。休息や深呼吸、軽い運動も予防に有効です。
33/1院
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住所:593/10 Sukhumvit Road.,
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スクンビット通り沿い
Soi 33/1入り口近く
※2025年6月10日移転しました。ピンが更新されていない場合があります。ご注意下さい。
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Klongton-Nua, Wattana,
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