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日本脳炎に対する原因・症状・対処について解説!
日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスによって引き起こされるウイルス性の脳の感染症です。主に蚊を媒介として感染し、アジア地域を中心に流行が見られます。感染しても多くの場合は無症状ですが、ごく一部が重症化し、急性脳炎として高熱・けいれん・意識障害などを引き起こすことがあります。致死率が高く、後遺症が残ることも多いため、予防が何より重要とされており、ワクチン接種が有効な対策です。
日本脳炎の主な原因
日本脳炎ウイルスへの感染
フラビウイルス属の日本脳炎ウイルスが原因で、脳に炎症を引き起こします。 このウイルスは自然界では豚や野鳥の体内で増殖し、蚊によって人へと媒介されます。
蚊(コガタアカイエカ)による媒介
感染源となる動物の血を吸った蚊が媒介となり、人の血を吸う際にウイルスを感染させます。 日本脳炎は人から人への直接感染は起こりません。
感染の季節性(夏〜秋)
蚊の活動が活発になる夏から秋にかけて、日本脳炎の感染リスクが高まります。 特に梅雨明け以降は注意が必要で、子どもの感染が目立つ傾向にあります。
ワクチン未接種
ワクチンを接種していない、あるいは免疫が十分でない人は感染リスクが高くなります。 定期接種の対象外だった年齢層では抗体を持たない人が多く、注意が必要です。
日本脳炎は、主にコガタアカイエカという蚊を媒介として人に感染するウイルス性疾患です。ウイルスは野鳥や豚などの体内で増殖し、それを吸血した蚊が人にウイルスを運びます。人から人への感染はなく、蚊がいなければ成立しない感染経路です。特に夏から秋にかけて蚊の活動が活発になる時期に感染が広がりやすく、ワクチンを未接種の人はリスクが高くなります。予防接種の有無が感染の有無を大きく左右します。
日本脳炎の主な症状
発熱と頭痛
初期症状として高熱と強い頭痛が現れ、風邪と似ているため見過ごされがちです。 短時間で急激に症状が悪化するのが特徴で、要注意です。
嘔吐や意識障害
症状が進行すると、吐き気や嘔吐に加え、意識がもうろうとすることがあります。 脳が炎症を起こすことによって、神経系にも異常が現れ始めます。
けいれんや昏睡
重症化すると全身のけいれんや意識不明状態に陥り、生命の危険が伴います。 特に小児では急激に悪化しやすく、早期の対応が必要です。
神経麻痺や運動障害
回復後も運動機能に障害が残るケースがあり、後遺症として長期的なリハビリが必要です。 知能障害や運動麻痺などが生涯にわたって続くこともあります。
日本脳炎の症状は、初期には高熱や頭痛、吐き気などの一般的な風邪に似た症状から始まります。しかし、その後急速に悪化し、けいれん、意識障害、昏睡といった中枢神経系の異常が現れます。重症化すると致命的であり、生存しても後遺症として運動障害や知的障害が残ることがあります。特に子どもや高齢者は重篤化しやすく、症状が出た時点で早急な医療処置が求められます。初期段階での見極めが重要です。
日本脳炎の主な処置
早期の医療機関受診
発熱やけいれんが見られた時点で、速やかに病院を受診することが必要です。 脳炎の可能性がある場合、入院による集中治療が検討されます。
対症療法(解熱・鎮静・抗けいれん薬)
特効薬は存在しないため、症状に応じた薬で苦痛を緩和する治療が中心となります。 呼吸や循環の管理も含めた全身的な対応が必要です。
集中治療と経過観察
重症例では集中治療室(ICU)での管理が行われ、容体の変化に細かく対応します。 脳の腫れや圧力上昇に対する処置が不可欠です。
予防接種の実施
唯一の有効な予防策として、定期的なワクチン接種が推奨されています。 乳幼児の定期接種に加え、流行地域への渡航者にも接種が勧められます。
日本脳炎にはウイルスを直接攻撃する治療薬がないため、症状に応じた「対症療法」が中心です。発熱やけいれんが見られたらすぐに医療機関を受診し、必要であれば入院して全身管理を行います。重症例では集中治療が必要となり、呼吸管理や脳圧の調整など命に関わる処置が施されます。最も有効な対策は、予防接種により発症を防ぐことです。予防接種は公的制度の中で提供されており、定期的なワクチンの接種が命を守る鍵となります。
まとめ
日本脳炎は、蚊を媒介とするウイルス性感染症で、重症化すると命に関わる脳炎を引き起こします。感染しても多くは無症状のまま経過しますが、まれに発症した場合は短期間で急速に悪化し、高熱、けいれん、意識障害などが現れます。致死率は高く、生存しても後遺症が残ることが少なくありません。発症後の治療は対症療法に限られるため、何よりも「予防」が重要です。現在は、予防接種が公的制度により提供されており、小児期に2回の定期接種と追加接種が行われています。また、農村部やアジア諸国など流行地への渡航者にも接種が推奨されます。蚊の活動が活発な夏季には、防蚊対策も併せて行い、感染のリスクを下げることが必要です。日本脳炎は個人の予防意識と社会的な予防体制によって大きく抑えることができる疾患です。正しい知識を身につけ、予防行動をとることが、自分や家族の命を守る大きな力となります。
おまけ
日本脳炎ワクチン接種の時期
通常、生後6か月から7歳半までの間に2回の初回接種と、1回の追加接種が行われます。
蚊に刺されないための工夫
長袖・長ズボンの着用、蚊取り線香、虫よけスプレーなどで蚊の接近を防ぎましょう。
流行地域の情報確認
海外旅行前には、日本脳炎の発生状況を確認し、必要に応じて予防接種を検討することが大切です。
33/1院
Access
住所:593/10 Sukhumvit Road.,
Klongton-Nua,Wattana,Bangkok 10110
スクンビット通り沿い
Soi 33/1入り口近く
※2025年6月10日移転しました。ピンが更新されていない場合があります。ご注意下さい。
49院
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住所:139, RQ49 Mall 4th Floor, Unit 541,
Soi Sukhumvit 49(Klang),
Klongton-Nua, Wattana,
Bangkok 10110
RQ49モールの4F
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