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立ちくらみに対する原因・症状・対処について解説!
立ちくらみは、急に立ち上がったときや疲労がたまっているときに感じることが多く、日常的に経験する人も少なくありません。原因や症状はさまざまで、注意が必要なケースもあります。ここでは、立ちくらみの原因、症状、具体的なケース、適切な対処法について解説します。
立ちくらみに対する主な原因

立ちくらみの原因は複数あります。一般的なものから注意が必要なものまで、以下のような要因が考えられます。
血圧の急激な変動
急に立ち上がったり体勢を変えたりすると、血圧が急激に変動し、血液が脳に十分に届かなくなって立ちくらみを起こします。特に低血圧の人や高齢者に多く見られます。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活習慣により、自律神経が乱れることで、血圧調整がうまくいかなくなり、立ちくらみが生じることがあります。季節の変わり目や体調不良時に起こりやすいです。
脱水症状
水分不足や多量の発汗により脱水状態になると、血液量が減少し、血圧が低下して立ちくらみが生じやすいです。夏場や運動後に特に多く見られます。
貧血
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが不足することで血液が薄くなると、酸素が脳に十分に届かないいわゆる貧血の状態になります。鉄欠乏性貧血や再生不良性貧血など貧血には複数の種類がありますが、体内の鉄不足によっておこる鉄欠乏性貧血が大半を占めます。立ちくらみが起きやすくなります。特に女性や成長期の子どもに多いです。
薬の副作用
血圧降下薬や抗うつ薬など一部の薬は、血圧の調整を妨げることがあり、副作用として立ちくらみが現れる場合があります。
立ちくらみに対する主な症状

立ちくらみにはさまざまな症状があり、原因によっても異なります。
目の前が暗くなる
急に視界が暗くなる、またはぼやけるという症状は、脳への血流が一時的に不足していることを示しています。
体のふらつきやよろめき
立ちくらみがひどくなると、体がふらついてバランスを失うことがあり、転倒の危険性もあります。
頭痛や耳鳴り
立ちくらみとともに頭痛や耳鳴りを感じる場合は、脳への血流が一時的に不足しているためです。耳鳴りが続く場合は、医師の診断が必要です。
動悸や息切れ
心拍数が急に上がり、動悸を感じることがあります。血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンが減少し、全身で酸素が不足している状態です。特に心臓に負担がかかるような状況で見られる症状です。
冷や汗
突然の冷や汗が出る場合、自律神経が乱れていることのサインとも言えます。急に立ち上がった時に血圧が急降下することで脳への血流が減少した場合も、冷や汗が出やすいです。
立ちくらみが起こりやすいタイミング

立ちくらみが生じる具体的なケースをいくつか挙げます。
急に立ち上がったときに感じる立ちくらみ
暑い時期や運動後に汗を多くかき、体内の水分が不足すると、血液量が減り、血圧が低下して立ちくらみが起きやすくなります。激しい運動をした後の立ちくらみは、急に運動を停止したことで心臓に戻る血液が減少し、血圧が下がることにより脳貧血状態になっているためです。
食後に起こる立ちくらみ
食後に血液が消化器官に集まり、脳への血流が減少することで立ちくらみが生じることがあります。特に年齢を重ねた人に多く見られます。
貧血が原因の立ちくらみ
慢性的な貧血により、脳への酸素供給が不足することで立ちくらみが頻発することがあります。主に鉄分不足が原因で、女性や思春期の子どもに多く見られます。
ストレスが原因の立ちくらみ
長期間のストレスにより自律神経が乱れると、立ちくらみが起きやすくなります。不安や緊張を感じる場面でも生じることが多いです。
立ちくらみに対する主な処置

立ちくらみが起こったときや予防のために有効な対処法を紹介します。
ゆっくりと立ち上がる
急激な血圧低下による脳への血流の減少を抑えるため、座っている姿勢や寝ている姿勢から急に立ち上がるのは避けましょう。ゆっくりと体勢を変えることで立ちくらみを予防できます。
水分補給を心がける
特に夏場や運動時にはこまめに水分を補給することで、脱水症状による立ちくらみを防げます。スポーツドリンクも効果的です。
栄養バランスのとれた食事を摂る
鉄分を多く含む食品(ほうれん草やレバー)やビタミンCを摂取することで貧血予防につながります。食生活を整えることが重要です。
リラックスして深呼吸
ストレスを感じたときに立ちくらみが生じた場合は、ゆっくり深呼吸しましょう。リラックスすることで症状が和らぎます。腹式呼吸が効果的です。
カフェインの摂取を控える
カフェインには一時的に血圧を上げる効果がありますが、頻繁に摂取すると体に負担がかかります。適量を心がけましょう。
医師の診察
立ちくらみが頻繁に起こる場合や、日常生活に支障をきたす場合は、医療機関での検査が必要です。特に貧血や自律神経失調症が疑われる場合には、早めの診察が推奨されます。
まとめ
立ちくらみは、血圧の変動や脱水症状、自律神経の乱れなど、さまざまな原因で引き起こされます。軽度の立ちくらみであれば、生活習慣の改善やゆっくりと体勢を変えることで予防が可能ですが、頻繁に起こる場合や強い症状が続く場合は、早めに専門医の診察を受けることが重要です。日常生活の中で無理なくできる予防法を取り入れ、立ちくらみのリスクを軽減しましょう。
おまけ
マッサージやストレッチの効果
軽いマッサージやストレッチは、血行を良くし、立ちくらみを予防する効果があります。特に、ふくらはぎや足首のマッサージは、血流を促進し、血圧の変動を安定させるのでおすすめです。また、寝る前にストレッチを取り入れることでリラックス効果も期待できます。
ゆっくりとした深呼吸の方法
深呼吸は自律神経を整えるために効果的な方法です。ゆっくりと鼻から息を吸い、口から息を吐くことでリラックスし、立ちくらみを感じたときの応急処置としても使えます。立ちくらみを感じたときは、すぐに座って深呼吸を行うと症状が和らぐことがあります。
飲み物の工夫
脱水症状を防ぐために水分補給は大切ですが、飲み物の種類によって効果が変わります。コーヒーやアルコールは利尿作用があり、過度な摂取で逆に脱水を引き起こし立ちくらみを誘発する可能性があるため、水やスポーツドリンクが最適です。特に夏場は、電解質が含まれた飲み物を選ぶと良いでしょう。
33/1院
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住所:593/10 Sukhumvit Road.,
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Soi 33/1入り口近く
※2025年6月10日移転しました。ピンが更新されていない場合があります。ご注意下さい。
49院
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Klongton-Nua, Wattana,
Bangkok 10110
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