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DYMインターナショナルクリニックについて
               

子宮頸がんワクチン予防接種

子宮頸がんワクチン予防接種

子宮頸がんは、がんがある程度進行するまで自覚症状があらわれません。すでに感染したヒトパピローマウイルス(HPV)が数年から数十年と長期にわたり、進行した末に発症するとされています。子宮頸がんの99%がヒトパピローマウィルス(HPV)感染が原因とされています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、皮膚や粘膜から感染するウイルスで、その種類は100種類以上に及びます。粘膜に感染するHPVのうち少なくとも15種類が子宮頸がんの患者さんから検出され、「高リスク型HPV」と呼ばれています。


子宮頸がん


子宮頸がんとは

子宮は、「とっくり」を逆さにしたような形をしています。先端の子宮の細い部分(頸部)が腟の奥に突き出ています。この子宮頸部の上皮(粘膜)から発生するが んのことを子宮頸がんといいます。がんは、はじめは上皮のなかにとどまっていますが、次第に子宮の筋肉に浸潤(しんじゅん)し、さらに 腟や子宮のまわりの組織や骨盤内のリンパ節に転移します。さらに進行すると、膀胱・直腸を侵したり、肺・肝臓・骨などに転移したりします。


主な感染源

子宮頸がんは、ほとんどの場合、ヒトパピローマウイルスの遺伝子が検出されます。そのため、このウイルスの感染が子宮頸がん発生の引き金と考えられてい ます。このウイルスは性交により感染するため、初めて性交の年齢が低い人や、性交相手が複数いる人は子宮頸がんになる危険性が高くなります。
 しかし実際、子宮頸がんになる人は、ウイルス感染した人のなかの一部であり、発がんには、ウイルスに感染した人の体質も関係していると考えられています。


症状

初期の子宮頸がんはほとんどが無症状ですが、子宮がん検診で行う子宮頸部細胞診により発見することができます。
 自覚症状としては性器からの不正出血が最も多く、性交時は特に出血しやすくなります。また、おりもの(帯下(たいげ))が増えることもあります。進行がんでは、腰痛、下腹部痛、下肢痛や排尿障害、血尿、血便が現れることがあります。


予防方法

子宮頸がんを予防法は2つありますがより重要なことは、検診を受けることです。子宮頸がんは進行が遅く、2年に1回の検診で防ぐことが可能です。もう一つは予防接種ですが、副作用も数多く報告されており、日本では積極的に推薦されることはなくなっています。


子宮頸ウイルスの感染源

これら高リスク型HPVは性行為によって感染しますが、子宮頸がん以外に、中咽頭がん、肛門がん、腟がん、外陰がん、陰茎がんなどにも関わっていると考えられています。比較的に軽度な乳頭腫という、いわゆるイボなどの皮膚病も含めた様々な症状をヒトパピローマウイルス感染症といい、性行為だけでなく皮膚の接触によるものも含めて女性の約80%は知らない間に感染しているとされています。予防接種によって、上記のがんだけでなく、皮膚疾患を予防することができるため、男性の予防接種も推奨されています。


子宮頸ウイルスの症状

子宮頸がんはHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)(定期接種・不活化ワクチン)で予防します。子宮頸がん全体の70%の原因とされる2種類のヒトパピローマウイルス(16型と18型)などの持続感染等に予防効果をもつこのワクチンでこれまで、16型と18型の感染やがんになる手前の異常(異形成)を90%以上予防したと報告されています。


子宮頸がん予防接種に関するよくあるご質問

Q:予防接種は何回行う必要がありますか?
A:1回目の接種の2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を行うのが一般的です。接種期間に余裕があるので1年以内に3本接種する必要がありますが、最短で4か月で完了することもできます。

Q:何歳くらいまで受けられるでしょうか?成人でも予防接種はできますか?
A:成人接種は可能です。推奨される年齢は9~26歳の男女ですが、26歳以上の方でも接種して頂くことは可能です。

Q:既に娘が大学生になるのですが、まだ接種することは可能でしょうか?
A:ガーダシル9は9歳からの予防接種が可能なワクチンです。ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していない方に最も効果があるため、性交経験前の接種が推奨されています。性交経験がある方でも接種ワクチンの予防効果が低下する訳ではありませんので、積極的に接種して頂くことをお勧めします。

Q:子宮頸がん予防接種をできない人はいますか?それはどのような方でしょうか?
A:次のいずれかに該当する場合は、特に、健康状態や体質などを担当の医師にしっかり伝え、接種可能かどうか相談が必要になります。
・血小板に減少が見られる、出血した際に止まりにくいなどの症状のある方
・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
・予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方
・過去にけいれんの発作のあった方
・妊娠又は妊娠している可能性のある方
・アレルギーのある方(アモルファスヒドロキシリン酸アルミニウム、酵母、ポリソルベート80)

Q:日本で一時期、子宮頸がんワクチンの副作用が問題に挙がりましたが、安全でしょうか?
A:ガーダシル9を販売元のMSD社による臨床試験では、接種者の内、84.8%の方に接種箇所に副反応(腫脹、苦痛、紅潮、掻痒感)が発生し、13.2%の方に頭痛が確認されましたが、いずれの症状も軽度から中程度の症状であったことが、添付文書に記載されています。

以下はガーダシル(4価のワクチン)の添付文書に関する厚生労働省のウェブサイトに記載されている内容です。ガーダシル(4価のワクチン)接種後の主な副反応は以下とされています。
-10%以上:注射部位の苦痛・腫脹 等
-1~10%未満:注射部位の掻痒感・出血、頭痛、発熱 等
-1%未満:手足の苦痛、腹痛 等
-頻度不明:疲労感、失神、筋痛・関節痛 等

例外的に副反応が重いケースも報告があり、2013年3月までの日本国内での報告の件数のうち予防接種との関係が否定できないとされた報告頻度は厚生労働省Webサイトに以下のように記載されています。

アナフィラキシー(呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー)・・・確率にして約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群(両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気)・・・確率にして約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎 (ADEM)(頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気)・・・確率にして約430万接種に1回
複合性局所疼痛症候群 (CRPS)(外傷をきっかけとして慢性の痛みを生ずる原因不明の病気)・・・確率にして約860万接種に1回

いずれの予防接種も大なり小なり副作用のリスクがあり、また効果もそれぞれ期待されるものが異なります。ご判断いただく前に医師にご相談ください。


■参考文献

上記の内容は、下記ウェブサイトからまとめた情報です。
・日本厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
・世界保健機関
http://www.who.int/immunization/diseases/hpv/en/
・連邦防疫センター(米国)
https://www.cdc.gov/std/hpv/stdfact-hpv-vaccine-young-women.htm
・ガーダシル9の製品Webサイト
www.gardasil9.com
・ガーダシル9の添付文書(ワクチンパッケージ内)


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