タイでもストレスで胃が痛む?胃潰瘍の4つの因子と様々な症状まとめ

ここでは胃潰瘍について解説していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
〈目次〉
- 胃潰瘍ってどんな病気?
- 胃潰瘍の4つの因子 2-1)ストレス 2-2)ピロリ菌 2-3)胃に強い刺激のある食べ物 2-4)痛み止めや解熱剤の服用
- 胃潰瘍の症状は様々
- 最後に
1.胃潰瘍ってどんな病気?
ああ、胃がキリキリする。
「現代社会の人々は常にストレスにさらされています。今日もあちこちで胃が痛いと胸を抑えているサラリーマンがいるのです。」過剰なストレス下の現状と、酷使されボロボロの身体の表現としてドラマや小説で「胃に穴が開く」という言葉があります。胃潰瘍は何らかの理由で胃液が胃の内壁を溶かす病気です。胃潰瘍の症状が悪化する人の特徴には神経質、几帳面、ストレスを溜め込んでしまう、よく気がきく、悩みや責任を一人で抱え込んでしまう性格がかかりやすいとされていて、胃潰瘍になった人の一般的なイメージは過度のストレスを受けている人ではないでしょうか。
2.胃潰瘍の4つの因子
胃潰瘍の因子は大きく4種類あります。
2-1)ストレス
1つ目はやはりストレスです。ストレスとは自分のしたいこと(欲求)が上手にできない状態を指します。休みたいのに休めず働かされる過労もストレスですし、寝たいのに寝ることができない寝不足、安心したいのにできない不安もストレスとなります。
2-2)ピロリ菌
2つ目はピロリ菌です。一節には胃潰瘍の70%以上はピロリ菌が原因だとか。ピロリ菌が体内に侵入する方法は不明ですが、胃に居着くことから、口から食べ物や飲み物と一緒に入ってきているのではないかと考えられており、衛生管理能力の低い地域での感染率が高いことがわかっています。胃に居座ることで、胃炎や胃潰瘍さらには胃がんの原因になると研究されています。
2-3)胃に強い刺激のある食べ物
3つ目は胃に強い刺激をよく受けているためです。例えばタイ料理や韓国料理など辛い食べ物を沢山食べた翌日、胸焼けやお腹が緩くなったりした経験はないでしょうか?
これは、料理に含まれる唐辛子の成分が胃や腸を刺激して胃腸の働きを高まり過ぎたためです。
2-4) 痛み止めや解熱剤の服用
4つ目は意外な原因。痛み止めや解熱剤の服用が原因で胃潰瘍ができてしまうことがあるのです。本来自分の身体を癒すはずの薬が自分の身体を傷つけるとは意外ですよね。
しかし、薬も正しくない方法で用いればそれは毒となってしまうのです。
例えば解熱鎮痛剤の飲み方を間違えると胃潰瘍の原因になる可能性がある薬ですが、この薬の場合は胃液の分泌を抑える薬を用いる。薬を飲む前になにか食べて、胃液の濃度を薄める。などの方法をとることで解熱鎮痛剤の胃壁への影響を減らすことができます。逆に言えば、効き目を求めるために連続で飲む、決められた量以上を一度に飲む、複数の種類を混ぜて飲んでしまうと、胃潰瘍になりやすくなってしまいます。薬は正しく飲みましょう。
3.胃潰瘍の症状は様々
胃潰瘍の症状には、代表的なものには空腹時胃のあたり(みぞおち)に痛みを感じる。胸焼け、ゲップが多い。真っ黒の便や貧血症状があります。真っ黒な便や貧血症状は胃潰瘍の進行がかなり進んで出てくる症状なのですが、この症状がでていても痛みをまったく感じない人もいるようです。つまり、胃では今刻一刻と胃潰瘍が進行していても本人はまったく気にしていない場合もあるのです。そのような症状が出ていたら一度病院で検査することをおすすめします。
4. 最後に

タイでストレスで胃潰瘍になる?どんな病気?胃潰瘍の因子と様々な症状についてまとめてみました。胃のトラブルは食べ物が合わない海外ではよくある事例の1つです。バンコクDYM含め、万が一、症状が出た場合は病院で検査を受けてください。
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