ฟ้าทะลายโจรFa ThaLai Chon(ファータラーイジョーン)とは?

ฟ้าทะลายโจรFa ThaLai Chon(ファータラーイジョーン)は英語名をAndrographis paniculata(アンドログラフィス パニキュラータ)と言います。
Andrographis paniculataは日本名(漢方医学)だと穿心蓮(センシンレン)となります。

Andrographis paniculata日本名で穿心蓮(センシンレン)とは

センシンレン(穿心蓮)、アンドログラフィス・パニクラータ(Andrographis paniculata)とは、キツネノマゴ科の一年生植物であり、インド、スリランカ原生のハーブ。サンビロートと呼ばれることもある。
センシンレンは高さ20cm-1mくらいまでの中型の1年草で、東南アジアから中国にかけて広く分布する。茎の先端に円錐状の花序を付けてたくさんの花を咲かせる。花の直径は約1cmで、白色に赤紫色の斑点がつく。 果実は長さ2cmくらいの朔果で、中には10個ほどの橙色の種子が入っている。
南アジア・東南アジアにおいて広く栽培されており、伝統的に感染症やいくつかの疾患治療として使われてきた。主に根や葉が薬用として用いられ、いくつかの場合では植物全体が用いられる。
タイでは風邪の治療などに「ファータライチョン」として利用され、インドネシアでは強壮薬として「ジャムー」と呼ばれる民間の薬用ドリンクに加えられている。インドや中国では風邪や肺炎、毒蛇の咬傷など様々な病気の治療に使われている。インド伝統的医学であるアーユルヴェーダでもセンシンレンは頻繁に利用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%B3

センシンレンの効果として

  • 風邪になりにくい
  • がんの進行抑制
  • 2日酔いになりにくい
  • アンチエイジングの効果
  • 新陳代謝促進(ダイエット?)
  • 花粉症、アトピー、アレルギー症状の改善(ホルモンバランスを整える為)
  • 酵素の働きを無害化(肌トラブルを起こしにくく)
などセンシンレンには様々な効果があります。

センシンレンの負の作用

世界的に広く自生し、様々な治療効果が得られるハーブとして有名なセンシンレンですが、国際会議の場でセンシンレンは癌の治療に対しては負の作用もあると指摘された事もあるようだ
ハーブを使った製品は、ホルモン療法や化学療法を妨げる恐れがある。特定の製品は血液の凝固作用を遅らせるため、傷が癒えるのに長い時間がかかり、傷がよりはっきりと残りやすくなるという。
凝固作用を遅らせる製品の例として、カルドーゾ教授は以下の薬草を使ったものを挙げる。

  • センシンレン
  • ナツシロギク
  • ニンニク
  • イチョウ
  • サンザシ
  • セイヨウトチノキ
  • ウコン
参照元:https://www.bbc.com/japanese/50419560

タイではCovid-19への研究も進んでいる?

なんとタイ語の記事ですが、このファータラーイジョーンがCovid-19への治療の為の1つとして、研究が進んでいるようです。
https://www.bangkokbiznews.com/news/detail/876833

どんな薬にも適正があり、副作用がある場合もある

以前に風邪薬の記事でも述べたのだが、やはり各症状や年齢、健康状態など、適正薬というのは、人それぞれ異なる場合が多い。
一見、万能にも思える成分や薬も接種しすぎれば害となる場合もあるかもしれません。
軽度の場合は良いが、何か少しでも異変を感じた際は、是非当院にご相談ください。


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