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性病検査(STD検査)

性病検査(STD検査)

性行為感染症(Sexually Transmitted Diseases:STD)と呼ばれ、性行為を介して人から人へ感染を起こす様々な病気の総称です。最近の傾向といたしましては、不特定のセックスパートナーや性行為の多様化、また海外赴任等などで増加傾向にあり、ここバンコクでも多くの方が感染しています。

特にSTDの中には自覚症状があまりないものなどもあり、自分自身が知らないうちにパートナーなど、大切な人にうつしてしまう可能性も決してゼロではありません。

日々安心してご家族・パートナーとお過ごしできるよう、当クリニックでは下記の血液検査・尿検査のパッケージをご用意させて頂いております。


STD検査パッケージ

血液検査パッケージ

*結果は翌日

【パッケージ】
・HIV抗体&抗原
・梅毒
・B型肝炎抗体&抗原
・C型肝炎抗体

定価:5,976バーツ
パッケージ価格:4,800バーツ


尿検査パッケージ

*遺伝子を解析する、やや複雑な検査のため結果が出るまで1-2週間後

【パッケージ】
・クラミジア
・淋病
・ウレアプラズマ(2種類)
・マイコプラズマ(2種類)
・トリコモナス

定価:6,540バーツ
パッケージ価格:5,250バーツ


血液検査パッケージ+尿検査パッケージ

【パッケージ】
・血液検査パッケージ
・尿検査パッケージ

定価:9,816バーツ
パッケージ価格:7,850バーツ


STDの種類

HIV 抗体・抗原検査

【検査】

HIV検査は、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因となる、ウイルスであるHIVに感染しているかどうかを調べる検査です。
HIVに感染してもすぐに血液検査で陽性の結果が出るとは限らず、体内でまずHIVが増え、その後、HIVに対する抗体が作られます。
通常のHIV検査は、血液の中にHIVに対する抗体があるかどうかを調べる「抗体検査」が一般的です。

「抗原」とは抗体を作り出す物質で、「抗体」とは特定の「抗原」が体に侵入した後、その抗原に対して体の中で産生されるタンパクです。
ウイルスが体に侵入してから、「抗体」が作られるまでには早くても4週間ほどかかります。

感染してから最初に体に入ってくるのは抗原になるため、抗原検査の場合、抗体検査のみを実施した時よりも1週間ほど早い、疑わしい行為から3週間程度しかたっていない時期でも感染を確認することができます。

上記の内容をまとめると、
①HIVに感染
②抗原が作られる(平均で感染から3週間程度)
③抗体が作られる(平均で感染から1か月~3か月)
という流れになります。

※上記の期間については人によって個人差がございます。ご注意ください。

【症状】

エイズが発症するまでは基本的に自覚症状はほぼありません。
感染して2週から6週ほどたった時点で、発熱・リンパ節の腫れなどの風邪によく似た症状が見られることがあります。
ただ1~2週間で治癒することがほとんどです。

その後は無症状の期間が3年~10年ほど続き、この時期は自覚症状がないので、HIVの検査を受けない限り自分ではHIVに感染していることが分かりません。
症状が出なくても、体内ではHIVが増殖を続けており、免疫力は徐々に低下していきます。

最終的には免疫が低下することにより、健康な人なら感染しないような病原体による日和見感染症や悪性腫瘍、神経障害などの様々な病気にかかるようになります。
この症状がいわゆる「エイズ(後天性免疫不全症候群)」の症状です。

【検査するべき時期】

HIVの感染初期には、血液検査では陰性となり、感染していることが検査では分らない時期があります。これを「ウインドウ期(ウインドウピリオド)」と言います。

HIVに感染すると、通常、4週間後から3か月後までの間に血液中でHIVに対する抗体が増え始めて、検出されやすくなります。
抗体の増え始めるスピードには個人差があり、感染から3か月たつと99%の以上の人で抗体が陽性化します。

そのため、感染から3か月以内に抗体検査を受けた場合は感染していても陰性となる可能性があります。
もし疑わしい行為があってから3か月たっていない場合には正確な結果が出ない可能性があるので十分な注意が必要です。

【もし感染していた場合】

HIV検査で最初に行われる検査はスクリーニング検査と呼ばれるもので、

————————

①スクリーニング検査にて陽性もしくは判定保留となった場合のみ

②確認検査

————————

がさらに必要となります。

②確認検査にて陽性の結果が出た場合、HIVに感染したという診断がなされます。

現在ではHIVに対する治療薬が著しく進歩し、十分にHIVの増殖を抑えることが可能となったため、HIVに感染したからといって直ちに死につながる病気ではなくなっています。
現在、HIV感染症は「死の病」ではなく、コントロール可能な「慢性疾患」と考えられるようになっていますが、いずれにしろ陽性の結果が出た場合には速やかに総合病院で治療を受ける必要があります。

【検査結果のフィードバックについて】

タイの法律により、HIVの検査については陰性・陽性いずれの場合も医師より、検査の結果を直接お伝えすることが必要となります。
郵送・お電話で結果のみお伝えすることができないため、何卒ご理解を頂けますと幸いです。


梅毒

【検査】

血液検査による検査となります。通常、1日程度で結果が出ます。

【症状】

感染から3週間ほどで症状が出ることが多いです。

症状が出る場合は下記のような症状が主にみられます。

・赤(茶色)の湿疹ができた
・以前、湿疹やしこりがあったが今はなくなった
・足のつけ根にしこりができた
・性器にしこりができた

【検査するべき時期】

症状がなくても疑わしい行為があってから1か月以上たっていれば検査をすることが可能です。

【もし感染していた場合】

自覚症状がほとんどない、第1期では2~4週間、バラ疹などの梅毒特有の症状が現れる、第2期では4~8週間ほどの治療が必要となります。


B型肝炎 抗体&抗原検査

【検査】

血液検査によって行います。

【症状】

感染してから1~6か月の潜伏期間を経て、全身のだるさ、食欲不振、嘔吐、褐色の尿、黄疸などが現れます。尿の色は濃い、ウーロン茶のような見た目になり、黄疸は目の白目の部分が黄色くなり、皮膚も黄色みを帯びてきます。
一般に数週間で症状は治まり、回復過程に入ります。
肝炎の発症時にはHBs抗原, HBe抗原が陽性となりますが、1~2か月すると抗原は陰性化してしまい、その後、HBe抗体、HBs抗体が順次、現れます。

つまり抗原・抗体検査のいずれも実施することが検査の確実性を高めるためには有効です。

HBe抗体が陽性となった後、多くの場合、強い肝炎を発症することは生涯ありません。
しかし、思春期以降に肝炎になった場合、一生肝機能が安定したままの人がおおよそ80~90%、残りの10~20%は慢性肝炎となり、その中から肝硬変、肝臓がんになる人も出てくるため、十分な注意が必要です。

【検査するべき時期】

HBs抗原が陽性となるためには感染してから2~3か月の期間が必要なため、疑わしい行為があったときから3か月以上たった時点が望ましいです。

【もし感染していた場合】

肝機能障害があるかどうか、GOT、GPTなどの血液検査を行います。
GOT、GPTが上昇していればB型肝炎の可能性があり、さらに詳しい検査が必要となります。


C型肝炎 抗体検査

【検査】

血液検査によって行います。

【症状】

C型肝炎ウィルス(HCV)に感染すると、全身のだるさ・食欲不振・嘔吐・黄疸などの症状が現れることがあります。
しかし、ほとんどの場合、自覚症状がないままで経過し、HCVに初めて感染した人の70%前後は持続感染状態になる(キャリア化する)ことが知られています。

40歳でHCVに感染した後、放置すると、10~16%が肝硬変、20~25%が肝臓がんになると予測されています。

【検査するべき時期】

疑わしい行為があったときから3か月以上たてば正確な結果が出ることがほとんどです。

【もし感染していた場合】

HCV RNA検査を受けて、「現在ウィルスに感染している、HCVキャリア」、「過去にウィルスに感染し、治癒した状態」のいずれなのかを判別します。
前者の場合には医師による、より詳しい精密検査が必要となります。


淋病

【検査】

尿検査による検査を行います。

【症状】

排尿時の痛み
尿道に違和感・かゆみがある
性器から黄白色のどろっとした膿が出る
おりものの量が増えた、においがきつい

【検査するべき時期】

思い当たる行為をしてから2日から7日で症状が出ることが多いです。
女性は生理のときは検査ができないので生理が終わってから検査をする必要があります。

【もし感染していた場合】

症状が進行すると男性の場合には精巣に菌が侵入し、炎症が起こり不妊の原因となる可能性があります。また女性の場合は腹部に菌が侵入すると不妊の原因となる可能性があります。また激しい腹痛に襲われる場合もあります。


クラミジア

【検査】

男性は尿検査による検査、女性は血液検査による検査を行います。

【症状】

排尿時の痛み
尿道に違和感・排尿時に痛みがある
性器から膿が出ている
性器がかゆい
おりものの量が増えた、変なにおいがする

【検査するべき時期】

思い当たる行為をしてから1週間から3週間で症状が出ます。
ただしパートナーが感染していた場合は症状がない場合もあるので、すぐに検査を受けることをおすすめします。

【もし感染していた場合】

パートナーの方も一度検査を受けることをおすすめいたします。
クラミジアは性行為やそれに類似する行為(オーラルセックス等)で30%~50%の確率で感染し、自覚症状がないことも多いです。
そのため、一度治癒してもパートナーが治癒していなければ「ピンポン感染(お互いに病気をうつしあつ状態)」により再度、感染する可能性があるため、二人で検査と治療を受けることが重要です。

症状が進行すると男性の場合には精巣に菌が侵入し、炎症が起こり不妊の原因となる可能性があります。また女性の場合は腹部に菌が侵入すると不妊の原因となる可能性があります。


マイコプラズマ

【検査】

尿検査による検査を行います。

【症状】

比較的症状は軽く、軽い痛み・かゆみ、尿道からの膿が出ることがあります。
尿道炎の1割から2割はマイコプラズマ・後述するウレアプラズマが原因と言われています。
クラミジアと同じく症状がないことも多々あります。

肺炎の原因となるマイコプラズマの菌はMycoplasma pneumonia というタイプで尿道炎は引き起こしませんので種類が異なります。
尿道炎を起こすのはMycoplasma hominisis、Mycoplasma genitalium の主に2種類です。

【検査するべき時期】

思い当たる行為をしてから1週間~5週間で症状が出ることが多いです。
性器の軽い痛み・かゆみ・尿道からの膿などが主な症状です。
女性は子宮頚部の炎症・おりものの異常などが主な症状です。

【もし感染していた場合】

症状が進行すると男性の場合には精巣に菌が侵入し、炎症が起こり不妊の原因となる可能性があります。また女性の場合は腹部に菌が侵入すると不妊の原因となる可能性があります。


ウレアプラズマ

【検査】

尿検査による検査を行います。

【症状】

比較的症状は軽く、軽い痛み・かゆみ、尿道からの膿が出ることがあります。
尿道炎の1割から2割はこちらのウレアプラズマ、前述したマイコプラズマが原因と言われています。
クラミジアと同じく症状がないこともマイコプラズマと同様です。

【検査するべき時期】

思い当たる行為をしてから1週間~5週間で症状が出ることが多いです。
ただし思い当たる行為があってから3日たてば検査を受けることが可能です。

性器の軽い痛み・かゆみ・尿道からの膿などが主な症状です。
女性は子宮頚部の炎症・おりものの異常などが主な症状です。

【もし感染していた場合】

症状が進行すると男性の場合には精巣に菌が侵入し、炎症が起こり不妊の原因となる可能性があります。また女性の場合は腹部に菌が侵入すると不妊の原因となる可能性があります。


トリコモナス

【検査】

尿検査による検査を行います。

【症状】

トリコモナス原虫という小さい虫が原因となり、男性の場合、症状が出ないことがほとんどです。
自覚症状がある場合、性器から膿が出て、排尿時に痛みを感じることがあります。

女性の場合、性器の強いかゆみ・痛み、排尿時の不快感などが主な症状となります。
感染者数は日本では女性の5~10%、男性は1~2%程度ですが、自覚症状のないケースが多いため、広い世代にわたって感染が見られます。

【検査するべき時期】

思い当たる行為をしてから10日から2週間ほどで症状が出ることが多く、それ以降は検査が可能です。

【もし感染していた場合】

症状が進行すると男性の場合には精巣に菌が侵入し、炎症が起こり不妊の原因となる可能性があります。また女性の場合は腹部に菌が侵入すると不妊の原因となる可能性があります。


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