DPTとは

DPTとは

DPTとは、ジフテリア、百日咳、破傷風の3種混合ワクチンのことを指します。
上記の三種のワクチンは接種時期が同時期で混合接種に問題がないことから、日タイ両国において使用されています。
以下に、それぞれの病気についてご説明いたします。

  • ジフテリア

    ジフテリアとは

    ジフテリアはジフテリア菌の感染によって生じる上気道粘膜の疾患です。

    主な感染源

    ジフテリア患者の飛沫の吸入。皮膚ジフテリアは接触で伝播する。

    ジフテリアの症状

    潜伏期間は通常2~5日が多く、喉の痛み、犬がほえるような咳、筋力低下、激しい嘔吐などが起こります。

    予防方法

    ワクチン接種により、ジフテリアの罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されています。通常はDPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)三種混合ワクチンを行います。

  • 百日咳

    百日咳とは

    感染経路は百日咳の患者さんの咳によ飛まつ感染です。

    症状

    発作的にコンコンコンと長く連続する咳(スタッカート様)が特徴です。顔が真っ赤になるまで咳き込んで、最後にヒューッと笛を吹くような音をたてて息をす います。生後6ヶ月以内にかかると咳き込んだあと息が吸えずにチアノ-ゼになったり、息を止めてしまって命に関わることがあります。特に1ヶ月以内の赤 ちゃんがかかると無呼吸を起こしやすく大変危険です。
    百日咳脳症といって痙攀や意識障害を起こすことがあります。この場合、百日咳が治っても脳障害が残ることがあります。

    予防方法

    百日咳の予防で最も有効なのは、予防接種です。

  • 破傷風

    破傷風とは

    破傷風とは、傷口から破傷風菌に感染することによって起こる細菌性の感染症です。感染すると、体中に毒がまわり、全身が痙攣して呼吸困難に陥り、 80~90%の確率で窒息死するという恐ろしい病気です。破傷風菌は細菌の一種ですが、これが非常に強い毒素を生成し、傷口付近の末端神経から侵入して脊 髄の細胞へ移り、やがて脳へと達して組織を破壊します。

    症状

    初期症状としては、口が開けにくい、ひきつる、味がわからない、首や肩がひきつるなどが現れます。やがて毒素が中枢神経に到達すると、全身の筋肉がけいれんを起こし、横隔膜や呼吸筋の機能も破壊されて呼吸ができなくなります。

    主な感染源

    破傷風菌は、動物や人から感染するのではなく、土の中なら50%の確率でどこにでも潜んでいます。子供だけが感染するというわけではなく、成人でもかかります。通常は、傷口をしっかり洗って消毒していれば、そのうち出血した部位も再 生されて、感染することはないのですが、体力が低下している時やストレスがたまっている時などは、抵抗力が弱っていて白血球の働きが鈍くなるので、体内に 侵入してくる細菌を完全に退治できず、不運にも破傷風になってしまうことがあります。

    予防方法

    破傷風は治療が極めて困難であり、予防接種で感染を防ぐことが可能です。DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)三種混合ワクチンを行います。